これまでの足跡
VENTOTTOを開業するまでに取り組んでいた軌跡をご紹介します。
少し長くなりますが、当店の事をよりご理解いただけるかと思いますので、どうかお付き合いくださいませ。
前身の立野商店は飲食店さんに専門的な青果を業務納品する事業を行っておりました。
和歌山で美味しいと評価されている飲食店さんの多くとお取引をさせて頂いていたので充実した毎日でした。
和歌山で「野菜と言えば立野商店。」「野菜の事なら立野に聞け。」と言われるようになろう!と精一杯頑張ってきました。
料理に合わせた野菜のチョイスや専門的な知識を強みに、少し高価だけどそれ以上の価値があると認めて頂けるよう努めておりました。
この頃の価値観は現在のVENTOTTOに通じるものがあります。
かつては青果仲卸業のかたわら、街中で一般のお客様相手に青果の販売をしたいと露店で小売りを始めました。
毎月開催するマルシェ的な販売所”金曜日の八百屋さん”です。
ダイワロイネットホテル和歌山様の芝生広場に車を停めて、テントで野菜を即売するお店。
この”金曜日の八百屋さん”がとてもご好評いただけて、毎回たくさんのお客様にお越し頂きました。
珍しい野菜や腕利き農家さんの野菜などを説明付きで販売することが楽しかったです。
その後、露店での販売は一旦終了し、和歌山城の城下町である和歌山市の板屋町に八百屋さんを開業しました。
城下町の八百屋さん”piatto(ピアット)”です。
こちらは週2日だけオープンする八百屋で、金曜日の八百屋さんをさらに充実させたラインナップでした。
”いつもの食卓に、いつもと違う一皿を”というコンセプト。
piattoとは日本語で”お皿”という意味です。
一般のお客様だけではなく、プロの料理人さんもお立ち寄り頂けるようなマニアックなお店でした。
目利きというとおこがましいのですが・・・品選びには定評があり、メディアへの登場が増えたのもこの頃でした。
2017年3月18日放送 朝日放送「LIFE ~夢のカタチ~ 」
お付き合いいただいていた農家さんにスポットを当てて頂くような構成にして頂けて、これまで関わってくださった皆さんに喜んでいただけた放送になりました。
2018年12月1日放送 関西テレビ「ウラマヨ!」
野菜の目利きのプロとして出演させて頂き、目利きポイントをクイズ形式で楽しんで頂きました。
スタジオでのお話はとても楽しくて、ついつい話過ぎて・・・ほぼカットされていましたが(笑)
一般のお客様が普段見る機会のない、市場の競りの風景なども説明することができて良かったです。
あと、NHK和歌山放送局さんでは8年間に渡りレギュラー出演の機会を頂きました。
野菜のナビゲーターとして産地に赴き、作物を紹介しつつ、畑で簡単な料理を作るという青空レストランっぽいコーナーを担当していました。
毎回、旬の野菜を育てる農家さんの手配と料理のレシピを考えるのはとても大変でしたが、すごく勉強になりましたし楽しかったです。
この頃はコロナ禍でマスク生活だったのですが、マスクをしていても誰かがすぐにわかるように髪を緑色にしていました笑
現在は黒髪なのですが、今でも「髪の毛、緑じゃないの??」と言われるくらい緑髪が定着していて驚きます。
これ以外にも書ききれない程の数々の取り組みにチャレンジしてきました。
成功も失敗もすべてのチャレンジがVENTOTTOへと繋がっています。
人と人との繋がりのおかげ様でここまでやってくることができました。
これまでご縁を頂いた全ての皆様に感謝申し上げます。
これからも皆様との繋がりを大切に未来へと進んでまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。















